固定しなくてもブレないタイムラプス(低速度撮影)アプリ「Hyperlapse from Instagram」公開

Instagramがタイムラプス(低速度撮影)動画を撮影できる独立アプリ「Hyperlapse from Instagram」をまずはiOS向けに公開した。独自の安定化技術により、端末を固定せずに(例えば歩きながら)撮影した動画でも手ブレの目立たないコマ落とし動画になる。(動画あり)

» 2014年08月27日 09時11分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebook傘下のInstagramは8月26日(現地時間)、モバイル端末で簡単にタイムラプス(低速度撮影)動画を撮影できるアプリ「Hyperlapse from Instagram」を米AppleのApp Storeでリリースした。Android版も開発中という。

 タイムラプスとは、撮影コマ数を減らすことで長時間の映像を短縮して見せる動画。例えば夕日が沈む様子や花が開くまでなどを短時間にまとめられる。

 タイムラプス撮影は、一般には手ブレや露出の調整のために高価なカメラやツールが必要だが、同アプリは独自の安定化技術により、端末を動かしながらでもタイムラプス動画が撮影できるという。例えば、バイクに乗ったまま撮影した夕日が沈むシーンを10秒の動画にしたり、5キロのトレイルランニングを30秒の動画にしてシェアできるとしている。

 使い方はInstagramアプリと同様にシンプルで、アプリ画面下にある○をタップして撮影を開始し、再タップで撮影を終了した後、スライダーで動画の速度(初期設定は6倍)を選択し、右上のチェックをタップしてカメラロールに保存する。撮影可能時間は、端末のメモリの空きに依存する。

 hyperlapse

 同アプリはInstagramとは完全に独立したアプリなので、撮影した動画はInstagramだけでなく、様々なSNSやWebサイトで公開できる。

 Instagramでシェアするボタンがあるが、Instagramでシェアできる動画は15秒までだ。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ