IEのActiveXコントロール遮断、古いSilverlightも対象に

11月11日からは、Silverlight 5.1.30514.0未満のバージョンを読み込もうとすると、アップデートを促す通知が表示される。

» 2014年10月15日 07時17分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米MicrosoftはInternet Explorer(IE)に実装している古いActiveXコントロールを遮断する機能について、2014年11月11日から新たにSilverlightも対象にすると発表した。

 この機能は、脆弱性が修正されていない古いActiveXコントロールがサイバー攻撃の温床になっている実態に対応して導入された。現時点では古いJavaのActiveXコントロールが遮断されている。

 11月11日からは、新たに遮断の対象として古いSilverlightを追加する。Silverlight 5.1.30514.0未満のバージョンを読み込もうとすると、アップデートを促す通知が表示される。

 また、この機能をサポートするOSも拡大。これまでのWindows 7 Service Pack 1以降のクライアントOSやWindows Server 2008 R2以降のサーバOSに加えて、Windows Vista SP2/Windows Server 2008 SP2とIE 9の組み合わせについても11月11日から遮断機能を実装する。

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