セキュリティに詳しくなる無償のオンライン講座、2015年からスタート

情報セキュリティ大学院大学とNTTグループがセキュリティ人材の育成を目的に、暗号技術やシステムやネットワークのセキュリティ技術、法制度などを学べる無償講座を開始する。

» 2014年11月07日 13時39分 公開
[ITmedia]

 サイバー攻撃や情報漏えいなどセキュリティ事件が日常化している昨今、情報セキュリティに携わる人材が8万人も不足しているといわれる。情報セキュリティ大学院大学とNTTグループが11月7日、セキュリティ人材の育成を目的とした無償のオンライン講座「情報セキュリティ『超』入門」を2015年5月に始めると発表した。

 新講座は、NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアが運営する大規模公開オンライン講座サービス「gacco」で提供される。NTTセキュアプラットフォーム研究所が制作に協力しており、暗号技術やシステム、ネットワークのセキュリティ技術、情報セキュリティを取り巻く法制度までを幅広く学べる入門講座という位置付けだ。実際のサイバーセキュリティ事件を題材に、そこで使われる技術的な仕組みや対処策についてデモンストレーションを交えながら具体的に解説するという。

 期間は4週間で、講師は情報セキュリティ大学院大学の後藤厚宏氏、土井洋氏、佐藤直氏、大久保隆夫氏、湯淺墾道氏が務める。受講には無料の会員登録が必要となる。

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