キヤノンITS、セキュリティソフト「ESET」最新版公開 ボット対策を搭載

「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」のWindows向け最新版を12月に発売する。

» 2014年11月26日 14時05分 公開
[ITmedia]

 キヤノンITソリューションズは11月26日、Windows向けセキュリティソフトウェア製品の最新版「ESET Smart Security V8.0」と「ESET NOD32アンチウイルス V8.0」を発表した。12月11日に提供を開始する。

最新版のパッケージ

 ESET Smart Securityの最新版は、新たに「ボットネット プロテクション」機能を搭載した。同機能は、外部から遠隔でコンピュータを不正操作(ボット)することを可能にするマルウェアへの対策を提供。パーソナルファイアウォール機能を利用して怪しげな通信を解析し、遠隔からコンピュータのアクセスを検知してボットを検出する。ほかの様々なセキュリティ機能と併せた多重防御によって、標的型攻撃を防ぐという。

 また、脆弱性対策機能の「エクスプロイト ブロッカー」も強化しており、新たにJavaの脆弱性検出ができるようになった。クラウドによるレピュテーション(評価)と組み合わせて、Javaの脆弱性を突く不審な挙動の検知と被害抑止を行うとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ