Seagate、7ミリ厚HDD、無線HDD、パーソナルクラウド用HDDを発表2015 CES

Seagateが、ステンレスで厚さ7ミリの携帯用HDDやモバイル端末と無線で接続できるWi-Fi搭載HDD、最大8Tバイトの“パーソナルクラウド”用HDDを発表した。

» 2015年01月05日 11時24分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Seagate Technologyは1月4日(現地時間)、3種類の新製品を発表した。いずれも日本でも販売する見込みだ。

7ミリ厚の500GバイトHDD「Seagate Seven」

 「Seagate Seven(日本ではSeagate Sevenmmポータブル・ドライブ)」は、名前の通り厚さわずか7ミリの携帯用HDD。薄型ステンレススチール製筐体で500Gバイトの5ミリHDDを保護している。USB 3.0ケーブルが付属する。サイズは113.5×76×9.6(最厚部)ミリで重さは150グラム。5インチのスマートフォンより少し小さいくらいのサイズだ。

 seagate 1 Sevenmmポータブル・ドライブ

 米国では1月中にSeagate.comとAmazon.comで発売する。価格は99.99ドル。

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無線でモバイル端末と接続できる500GバイトHDD「Seagate Wireless」

 「Seagate Wireless(日本では「Wirelessモバイル・ストレージ」)」は、Wi-FiあるいはUSB 2.0でモバイル端末と接続できる500GバイトのHDD。Seagate Sevenよりは大きいがカラフルで持ち歩き可能なHDDだ。サイズは125.36×125.36×24.5ミリで重さは281グラム。色は赤、緑、青、白、黒の5色。

 seagate 2 Seagate Wireless

 iOS、Android、Kindle Fire HD、Windows 8タブレットに対応する。端末側に対応する無料アプリ「Seagate Mediaアプリ」をインストールすることで、HDD内の動画のストリーミングや写真アルバムの閲覧、ドキュメントへのアクセスなどが可能だ。また、米GoogleのChromecast、米AppleのAirplayにも対応する。

 米国では2月に希望小売価格129.99ドルで発売する。

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最大8Tバイトのパーソナルクラウド用HDD「Seagate Personal Cloud」

 「Seagate Personal Cloud(日本では「Personal Cloudホーム・メディア・ストレージ」)」は、最大8Tバイトのイーサネット接続のHDD。家族のすべてのコンテンツをまとめて保管するためのパーソナルクラウド向けHDDだ。4/6/8Tバイトモデルは2台のドライブが備わり、ミラーリングする2-bayモデルがある。

 seagate 3 Personal Cloud(中央の黒いボックス)

 Windows Vista以降、Mac OS X 10.7以降をサポートし、Seagate Mediaアプリでモバイル端末から無線接続できる。また、AppleのTime Machineともシームレスに連係できるという。

 米国では1月下旬に発売の予定。Personal Cloudは3/4/5Tバイト、Personal Cloud 2-Bayは4/6/8Tバイトモデルがある。価格はまだ発表されていない。

 日本ではいずれもエレコムが扱う。

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