ストレスチェック義務化法対策、代行します――CTCが健康管理のBPOサービス

CTCが、健康情報をクラウドで一元管理するBPOサービス「おまかせ健康管理」を提供。ストレスチェック対策、定期健診管理業務、長時間労働に対する労務管理の適正化を代行し、人事・労務部門の負担を軽減する。

» 2015年04月01日 19時13分 公開
[ITmedia]

 伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)が、健康情報をクラウドで一元管理するBPOサービス「おまかせ健康管理」の提供を開始する。このサービスは、健診や問診の結果、保健指導、面談記録などの経年の健康情報をクラウドで一元的に管理し、従業員の健康管理を総合的に支援するBPOサービスだ。

 管理するのは、ストレスチェック対策、定期健診管理業務、長時間労働に対する労務管理の適正化を含めた3業務で、人事・労務部門の担当者に代わって、従業員の心と体の健康管理業務を代行する。本サービスは、企業向けに健康管理の総合支援サービスを提供するウェルネス・コミュニケーションズと協業し、従業員数700人以下の企業を対象に展開する。

Photo サービスイメージ

 2015年12月から施行される改正労働安全衛生法や、政府による年次有給休暇取得の義務化検討などに伴い、健康管理業務を行う人事・労務部門の業務は以前にも増して多岐に渡るようになった。特に中堅中小企業では、限られた人員の中で日常業務を行いながら、監督官庁への報告のためのデータ集計などの健康管理業務を効率良く確実に行うことが課題となっている。本サービスは、そんな中堅中小企業の課題解決を目指す。

 「おまかせ健康管理」の年間利用料は、従業員1人あたり4200円から。初期設定費用は1契約あたり6万円で、管理者や産業医がログインするためのUSBセキュリティキー利用料が1本あたり6万。

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