WordPressの更新版公開、追加修正を含む深刻な脆弱性に対処

クロスサイトスクリプティングの新たな脆弱性が見つかった。13件のバグも修正している。

» 2015年05月07日 14時07分 公開
[ITmedia]
セキュリティ問題を解決したWordPress

 WordPressは5月7日、コンテンツ管理システム(CMS)の最新版「WordPress 4.2.2」を公開し、新たに見つかった深刻な脆弱性など2件のセキュリティ問題を解決した。

 WordPress 4.2.2では新たに、Genericonsアイコンフォントパッケージに存在するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性を修正。また、visual editorにおける潜在的なXSSの危険性に対処した。4月28日公開のWordPress 4.2.1で対処した別のXSS脆弱性についても、さらなる修正を行ったとしている。

 セキュリティ問題以外ではWordPress 4.2の公開以降に見つかった13件のバグも修正した。

 今回対処した脆弱性はWordPress 4.2.2よりも前の全てのバージョンに存在する。WordPressはユーザーに対して直ちにアップデートするよう強く勧告している。

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