クロスサイトスクリプティングの新たな脆弱性が見つかった。13件のバグも修正している。
WordPressは5月7日、コンテンツ管理システム(CMS)の最新版「WordPress 4.2.2」を公開し、新たに見つかった深刻な脆弱性など2件のセキュリティ問題を解決した。
WordPress 4.2.2では新たに、Genericonsアイコンフォントパッケージに存在するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性を修正。また、visual editorにおける潜在的なXSSの危険性に対処した。4月28日公開のWordPress 4.2.1で対処した別のXSS脆弱性についても、さらなる修正を行ったとしている。
セキュリティ問題以外ではWordPress 4.2の公開以降に見つかった13件のバグも修正した。
今回対処した脆弱性はWordPress 4.2.2よりも前の全てのバージョンに存在する。WordPressはユーザーに対して直ちにアップデートするよう強く勧告している。
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