メールは世界共通のコミュニケーションツールになりましたが、アドレスの文字列に日本ならでは不可思議な点が見え隠れしているのです。
同業者の中では、私は名刺交換の機会が多い方かもしれません。
これは、本連載の第1回でもお話ししたとおり、プリセールスという仕事はシステムなどの構築プロジェクトには参画しないぶん、数多くの案件を担当するためです。
また、プリセールスは大きく2つタイプに分類されます。特定顧客を担当する「顧客担当プリセールス」と、特定製品を担当する「製品担当プリセールス」です。私は後者ですので、特定の企業グループや業種に縛られません。一期一会なこともありますが、国内外の企業、SIerを問わず、たくさんの方にお会いするわけです。
先日、いただいた名刺を整理していたところ、ここにも“ここ変”があることに気づきました。それは“メールアドレス”です。メールアドレスは「xxxxxxxx@ABC-CORP.co.jp」のように表記され、30億人が利用するインターネット上で重複することのない、一意なIDです。みなさんが会社から割り振られているメールアドレスはどのようなものでしょうか?
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