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» 2016年10月28日 08時00分 UPDATE

ハギーのデジタル道しるべ:中古のタブレットから見つかった通信教育利用者の大切な情報 (1/2)

筆者の友人が中古品市場でベネッセが提供していたタブレットを発見した。それを調べてみると、さまざまなデータが残っていたのだ。同社の対応も含めて報告したい。

[萩原栄幸,ITmedia]

 筆者の友人がリユース・リサイクル市場を調査したところ、「興味深い事実が判明した」と相談をしてきた。友人は国産のスマホやタブレットのデータ消去ソフトの開発を行っている技術者であり、仕事の一環として調べていた時に発見したという。今回はその件について、友人の承諾を得たのでここに報告したい。

 その発見というのは、ベネッセが提供していた「ベネッセチャレンジ・タブレット」(現在は「チャレンジタッチ」)についてだ。同社はさまざまな年代に教育サービスを行っている。友人によると、中古市場のオークションで入手したのが、下の写真にあるタブレットであった。価格は2000円ほどだったという。

 こういう機器が中古市場に流通し、売買されていることは不思議だが、世間には数多く存在しているため、ベネッセだけではないだろう。

 筆者と知人は、試行錯誤しながら操作方法を覚え、この機器からいくつかの情報を見つけた。本来この端末は、子供たちの学習用に設計されたものだが、管理者権限を持つことによって市販のタブレットと同様の機能を使うことができる。具体的には以下のデータが消去されず残っていた。

  • 使用者の氏名(状況によっては住所)
  • 登録したメールアドレスのアカウント、メールの内容
  • Facebookの内容
  • Google Playの利用内容
  • LINEのアカウントを利用していること

 しかもメールアドレスやFacebookのアカウントなどは有効のままであり、メールも届いているようである。機器本体に登録されているGoogleアカウントのGmailともリンクしているということだけは状況から判断できた。

 気になるのは、なぜこれらの情報が残されたまま、第三者に売り渡されたのか、ということだ(中古業者に販売していいかどうかは別の問題かもしれないが)。その理由もすぐに判明した。

※……当該タブレットで提供されていた以前のサービスと現行サービスは異なり、初出時の一部表記に誤りがございました。

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