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» 2016年12月28日 08時00分 UPDATE

AI、IoT、Chatbot――2016年に読まれた「事例記事」を振り返る

2016年に注目が集まった事例記事は何でしょう? 1年間に掲載した記事をピックアップし、ランキング形式でまとめてみました。気になる1位の記事は……?

[池田憲弘,ITmedia]

 2016年に最もアクセスが多かった事例記事は『血液ガンに侵され、死を覚悟した女性を人工知能「Watson」が救った』でした。人間の遺伝子情報と膨大な論文を、IBMの人工知能「Watson」に解析させ、患者に最適な薬を投与するという事例でした。筆者はこの話をラスベガスで行われたイベントで実際に聞きましたが、「ガンが完治した」という話が出た瞬間に、会場中が大きく沸いたのが印象的でした。

 2位には『IoTで空港はどう変わる? 6つの実験でJALが気付いたこと』がランクイン。ウェアラブルデバイスからIoT、ロボット活用と、さまざまな実証実験を続けているJALが、その実験の振り返りと考察をセミナーで行った様子を記事にしています。業務部門でもIT部門でもない、ITを活用した業務を企画する間接部門が、両者と調整しながら、実務に効果が高いと思われる実証実験を企画する、という体制も参考になるのではないでしょうか。

 3位となったのは『「Salesforceの入力、面倒すぎる」 そんな現場を変えた「ボット君」』でした。LINEやFacebookがAPIを公開するなど、2016年はChatbotに注目が集まった1年でもありました。この記事は、太陽光発電事業を手掛けるLooopが、Salesforceの入力にChatbotを活用した事例記事です。ITが苦手な現場の人にも親しみやすいインタフェースで、またたく間に浸透したという点が反響を呼びました。気になる方はぜひご一読を。

IoTとAIに注目が集まった1年

 トップ3が「人工知能」「IoT(Internet of Things)」「bot」の記事となりましたが、5位、7位、9位にもIoTの事例がランクインするなど、2016年のITトレンドを強く反映したランキングとなりました。ITとビジネスに密接に結び付き、ビジネスの姿を大きく変える「デジタルトランスフォーメーション」という言葉も、盛んに取り上げられています。

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