悪用された場合、細工を施したWebコンテンツを処理させることによって、任意のコードを実行される恐れがある。
米Appleは1月23日、Windows向けの「iTunes 12.7.3 for Windows」と「iCloud for Windows 7.3」を公開し、複数の深刻な脆弱性を修正した。
このアップデートはWindows 7以降が対象となる。Appleのセキュリティ情報によると、今回のアップデートでは、Windows向けのiTunesとiCloudに存在していた2件の脆弱性にそれぞれ対処した。
いずれもWebKitのメモリ破損問題に起因する脆弱性で、悪質な細工を施したWebコンテンツを処理させることによって、任意のコードを実行される恐れがある。
Appleは同日公開したSafariやiOSなどのアップデートでも、同じWebKitの脆弱性を修正していた。
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