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» 2018年05月12日 07時00分 公開

Microsoft Focus:いいことばかりではない? MSのテレワーク体験プログラムから見えてきた課題と解決策 (1/3)

日本マイクロソフトが推進する「ウーマン テレワーク 体験プログラム」、その成果はいかに。子育てとの両立を目指すプログラム参加や、テレワーク人材の確保に期待を寄せるプログラムパートナー企業の生の声を紹介する。また、見えてきた課題とは?

[大河原克行,ITmedia]

 日本マイクロソフトが2018年3月からスタートした「ウーマン テレワーク 体験プログラム」の成果が、早くも現れている。

 ウーマン テレワーク 体験プログラムは、地域の支援団体や自治体と連携して、テレワークのためのスキル習得やそれを体験する場を用意するもの。働く意思がありながらも何らかの事情で職に就けていない地方在住の女性に対して、就労の選択肢を増やす支援をするのが狙いだ。また、企業側が、テレワークの活用やテレワーク人材の受け入れなどについて、学べる仕組みも用意している。

 日本マイクロソフト 政策渉外・法務本部 地方創生担当部長の宮崎翔太氏は、「ウーマン テレワーク 体験プログラムは、場所に縛られない働き方、学び方を模索するものであり、いつでも、どこでも、誰もが働き、学べる世の中の実現を目指す」と説明。「女性がテレワーカーとしてのキャリアを構築し、企業はテレワーカーを獲得する人材戦略を打ち出すことができる。そして、自治体はテレワーカー、企業、地元コミュニティーの支援を通じて、地域の活性化につなげることができる」という。

 テレワークによる就労を希望する女性を対象に、マインドセット講習、ダイバーシティー講習、キャリアコンサルティング講習、IT講習、テレワーク実施向けスキル講習などを通じて、テレワーカーとしてのキャリア構築検証を行うことで、女性に対して、「学び直し」の場を提供。その後、企業でのテレワーク型インターンを実施する「実践」を体験。その成果を基に、全国における就労の選択肢の拡大につなげていくことになる。

 また、企業に対しては、テレワーカー人材獲得検証として、労務管理講習、業務の切り出し講習、ダイバーシティー講習などを通じて、テレワーカーを受け入れる企業としてのスキルをオンラインで習得できるようにする。

 第1弾として、シェアサテライトオフィスを運営するTristと連携。2018年3月13日〜30日まで、千葉県流山市内の同社施設を利用して実施したところ、14人が受講。4月には、1人がインターンとして入社した。現在もインターンでの契約に向けて、話し合いを進めている受講者がいるという。

 また、4月3日〜28日にかけては、千葉県流山市のほか、佐賀県佐賀市、群馬県みなかみ町、愛知県岡崎市でも同プログラムを展開。約40人が参加した。

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