総務省は11月9日、1.7GHz帯および2GHz帯での携帯新規参入事業者を決定したと発表した。ソフトバンクグループのBBモバイル、イー・アクセスの子会社であるイー・モバイル、アイピーモバイルの3社の参入を認める。
電波監理審議会が、3社の基地局開設計画を認定することが適当と判断した。総務省はこれをふまえ、認定を行う。BBモバイルとイー・モバイルは1.7GHz帯を利用してW-CDMA方式で、アイピーモバイルは2GHz帯を利用してTD-CDMA方式でそれぞれ参入することになる。
これに伴い、各社の基地局開設計画の概要も明らかにされた。BBモバイルは全国に1万5960の基地局を、イー・モバイルは1万5210の基地局をそれぞれ認定から5年後までに設置する予定。アイピーモバイルは6603の基地局を敷設するとしている。
― | BBモバイル | イー・モバイル | アイピーモバイル |
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運用開始予定期日 | 2007年4月1日 | 2007年3月15日 | 2006年10月1日 |
カバー率50%を達成する予定年度 | 関東:2006年度、そのほか:2007年度 | 関東:2006年度、そのほか:2007年度 | 関東、東海および近畿:2007年度、そのほか:認定から5年以内 |
開始5年後の年度末加入数見込み | 669万 | 505万 | 1160万 |
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