米AMDと富士通の合弁会社Spansionは1月19日、携帯電話向けMirrorBit NOR型製品ファミリーに、512Mビットのフラッシュメモリ製品を追加したと発表した。
90ナノメートルテクノロジを使って製造された製品で、これにより携帯電話機器メーカーは、最高133Mhzで動作し、従来機に比べより高度なマルチメディア機能を実行できる次世代機の開発が可能になる。なお新しいMirrorBit NOR型デバイスは、同日発表された新しいMirrorBit ORNANDデバイスと補完関係にあり、機器メーカはシングル・プラットフォームによる多様な機種展開が可能になるという。
90ナノメートル MirrorBit 512Mビット製品は現在サンプル出荷中で、本年半ばごろの量産が予定されている。また、1GビットORNANDと90ナノメートル 512MビットNORを組み合わせたマルチチップ・パッケージは、本年半ばごろに出荷される予定だ。今四半期中に、複数のマルチチップ・パッケージとパッケージ・オン・パッケージ、およびディスクリート・パッケージでのサンプル出荷も予定されている。
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