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KDDIとシスコ、「Cisco Spark」の提供で協業 固定電話回線なしで外線通話やクラウドPBXが利用可能に
KDDIとシスコシステムズが提携を発表。「Cisco Spark」「Cisco Spark Board」をKDDIが販売するほか、固定電話回線や宅内機器なしで、クラウドPBXによる0ABJ番号での外線通話も可能にする。
KDDIとシスコシステムズが4月13日、ビデオ会議などを含むビジネスコミュニケーションをサポートするクラウドサービス「Cisco Spark」の提供で協業すると発表した。KDDIがCisco Sparkおよび「Cisco Spark Board」を販売するほか、0ABJ番号(固定電話で使用される、0から始まる10桁の電話番号)での音声通話サービスを提供する。
Cisco Sparkは、ビデオ会議、VoIP内線通話、メッセージングなどのビジネスコミュニケーションが統合されたクラウドサービス。さまざまなデバイスからアクセスでき、セキュアな会議室を作れ、メッセージの送受信やファイルの共有、複数人でのビデオ会議などが簡単に行えるプラットフォームだ。また大型の専用ディスプレイ、Cisco Spark Boardは、モバイルデバイスとワイヤレスでペアリングをすることで、配線なしで簡単に大画面でのビデオ会議を始められる製品。なおCisco Sparkのコーリング機能では、KDDIの協力により、0ABJ番号での外線通話や内線通話が、専用の設備なしで実現できるという。
働く場所を選ばなくてよくなる、働き方改革の推進をサポートするツールとして、KDDIとシスコ両社で拡販していく。
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