X上でマウスを動かしていると,どうもカクカクとした動きになってしまい困ることがある。こんな時はxsetコマンドで設定変更をするとよいだろう。
xset m [加速値] [しきい値] 例:# xset m 5 2 |
オプションの「加速値」には,マウス移動の倍率度数,「しきい値」には加速するまでの移動ピクセル数を設定することができる。また,すべてのオプションを省略すると標準設定の値にクリアされる。
加速値は,大きくするほどデスクトップ上での移動量が速くなる。いろいろと試して自分の最適値を見つけよう。
プロンプト上で実行した設定は,次回のマシン再起動時後にはクリアされる。設定を残したい場合には,「.xsession」ファイルに上記のxset行を加えておくとよい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.