OpenSSHなどでセキュアなログイン環境を構築している場合,ファイル転送がしたいがために,ftpポートを開けるのはためらいがちだ。
そんな場合,次に紹介するWinSCPを使ってみよう。通常は,SSHログインされている状態で,SCP(Secure CoPy)を使い「$ scp take:~/*.txt .」などとコマンド操作を行う。
・ダウンロード先
http://winscp.vse.cz/eng/
しかし,ここで紹介するWinSCPはGUIによる操作が可能であり,Windows 95/98/2000/NTがサポートされている。特にSSHのポートフォワードなど意識する必要もなく,通常のftpクライアントのように操作できるのがメリットだ。
インストール後に起動すると,このようなウィンドウが現れる。「Enter Host」にログイン先ホスト名(IPアドレス),「Enter username」にユーザー名(ID)、「Enter password」にパスワードを入力すればよい
ログインすると,多くのftpクライアントと変わりないウィンドウが現れる。左がローカル,右がホストのディレクトリ表示だ
ファイルを選択してもドラッグ&ドロップや右クリックでアップロードはできない。メニューから「Copy」を選択する。多少クセはあるが使用できるメリットのほうが高いだろう
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.