tar.gz形式で配布されているソースアーカイブの中には、RPMパッケージとして生成することができる拡張子「spec」ファイルを含むものがある。このような場合には、次のように指定することでrpmコマンドでパッケージ生成までをいちどに実行可能だ(以下は、Namazuのソースファイルを例に挙げたもの)。
# tar zxfv namazu-2.0.12.tar.gz # ls namazu-2.0.12/*.spec namazu.spec # rpm -ta namazu-2.0.12.tar.gz Executing(%prep): /bin/sh -e /var/tmp/rpm-tmp.67669 + umask 022 + cd /var/src/rpm/BUILD + cd /var/src/rpm/BUILD + rm -rf namazu-2.0.12 + /bin/gzip -dc /root/namazu-2.0.12.tar.gz + tar -xf - + STATUS=0 〜以下略〜 |
生成されるファイルは、root権限の場合「/var/src/rpm/」ディレクトリ下に、一般ユーザー権で生成したい場合には、「一般のユーザでsrc.rpmをリビルドしたい」Tipsを参考に環境設定すればよい。
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