Windowsでは,ファイルは削除すると「ごみ箱」に一時保存される。うっかり削除してしまったファイルでも,ごみ箱の中を覗けば復活できるよう配慮されているからだ。
しかし,ごみ箱の許容量によっては,ハードディスクの空き容量が足りなくなった場合に困ったことになる。20Gバイト程度のハードディスクであれば,200Mバイトほどの許容量に設定されていることもある。
ごみ箱の中から完全にファイルを削除するには,アイコン上で右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択すればよい。しかし,この作業に手間がかかると思ったならば,次のような手順で許容量を調整しよう。ただし,容量がいっぱいになった場合,古いファイルから完全に削除されるので注意しよう。
「ごみ箱」のプロパティ。最大サイズをスライダで設定できる。なお,デフォルトでは全ドライブで同じ設定を使うようになっているが,「ドライブごとに構成する」を選択すると,各ドライブごとにごみ箱のサイズなどを設定できる
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