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» 2000年10月13日 00時00分 UPDATE

「最近使ったファイル」に削除したはずのファイルが表示されてしまう

[森川拓男,ITmedia]

 スタートメニュー内の「最近使ったファイル(D)」を開くと,すでに削除したファイルが表示されていることがある。これは,「最近使ったファイル」に表示されているのがファイルそのものではなくファイルのショートカットであるためだ。

 「最近使ったファイル」は,表示される数に限度があるためにいずれは消えるが,削除したのに表示されているのを解決したい人もいるだろう。このような場合はファイル名上でマウスの右クリックをして「削除(D)」を選択しよう。この際,シフトキーを押しながら行うとゴミ箱を介さずに完全削除ができる。

 「最近使ったファイル」を全部消したい場合は,まずタスクバーの何も表示されていない場所で右クリックをして「プロパティ(R)」を選択する。次に「タスクバーのプロパティ」を開いて「[スタート]メニューの設定」タブを表示して,[最近使ったファイル]の一覧の「クリア(C)」ボタンをクリックすればよい。

画面
「スタート」→「最近使ったファイル(D)」メニューを見ると,すでに存在しないファイルが表示されることがある

画面
削除したファイルを選択すると,このように「ショートカットの検索」ダイアログが表示される。ここで「キャンセル」をクリックすれば検索を中断することができる

画面
そのまま検索を続けると「ショートカットエラー」ダイアログが表示される。ここでは親切にも類似するファイルを探し出してくれるが,移動したのではない限り「いいえ(N)」をクリックしよう

画面
削除してなくなっているファイルのみ消したい場合には,「最近使ったファイル(D)」を開いてファイル名の上で右クリックをして「削除(D)」を選択しよう。その場合,シフトキーを押しながら選択することで,ゴミ箱を介さずに完全削除できる

画面
「ファイル削除の確認」ダイアログが表示されるので,確認してから「はい(Y)」をクリックしよう。ここで削除されるのは,あくまでもファイルへのショートカットのためファイルそのものが消されるわけではない

画面
「最近使ったファイル(D)」から削除済みファイル名が削除された

画面
「最近使ったファイル(D)」をすべて削除するためには「タスクバーのプロパティ」から「[スタート]メニューの設定」タブを開いて,[最近使ったファイル]の一覧の「クリア(C)」ボタンをクリックしよう

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