日ごろやり取りしているメールのデータは,新しいマシンを購入した場合やWindowsの再インストールの際にバックアップをして移行したいことがある。
次の方法であれば,Eメールの本文データだけでなくアカウントやアドレス帳も保存できるため,普段のバックアップとしても役立つはずだ。
■メールデータのバックアップ
拡張子dbxのファイルがEメールの本文データだ。古いバージョンのOutlook Expressからバージョンアップしていない場合は,「\Windows\Application Data\identities\ユーザーID\Microsoft\Outlook Express\」ディレクトリ下に存在する。このファイルをバックアップしておけばよい
■メールデータのインポート
まず最初に,Outlook Expressを起動したら「ファイル(F)」→「インポート(I)」→「メッセージ(E)」を選択する
インポート元のメールソフト種別を選択して「次へ(N)」をクリックする
ユーザー種別を選択して「次へ(N)」をクリックしよう
メッセージの場所は自動認識されるが,異なっている場合には「参照(R)」をクリックして正しいフォルダを選択する必要がある
■メールアカウントのバックアップ
Outlook Expressを起動したら,「ツール(T)」→「アカウント(A)」を選択する
「インターネットアカウント」が表示されたら「メール」タブを選択し,保存したいアカウントを「エクスポート(E)」する
エクスポートファイルの保存フォルダとファイル名を指定して「保存(S)」をクリックする
■メールアカウントのインポート
「インターネットアカウント」から「メール」タブを選択して「インポート(I)」をクリックする
保存した拡張子iafファイルを選択して「開く(O)」をクリックしよう
■アドレス帳のバックアップ
wabファイルをフロッピーディスクなどにコピーしよう。wabファイルは,オプション等で場所の変更をしていない場合,「\Windows\Application Data\Microsoft\Address Book\」の中に保存されている
■アドレス帳のインポート
Outlook Expressを起動したら,「ファイル(F)」→「インポート(I)」→「アドレス帳(A)」を選択し,バックアップしたwabファイルを指定しよう
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