Windowsアプリケーションからの印刷作業は,標準設定の場合いったんスプールファイルに印字データをイメージとして保存するようになっている。プリンタ側にキャッシュメモリが搭載されている場合には,イメージファイルを作成するよりも,直接プリンタにデータを送ったほうが速く印刷されることがあるのだ(ただし,Windows上での印刷処理のこと)。
以下の方法でスプールの設定を変更することで,プリンターの印字速度を速くできる可能性がある。
また,使用しているプリンターのデバイスドライバを最新のものに換えることで,スピードアップが期待できるかもしれない。自分の持っているプリンタメーカーのページを確認して,チェックをしてみよう。
「スタート」→「設定(S)」→「プリンタ(P)」を表示させる。該当するプリンタ項目を右クリックして「プロパティ(R)」を選択しよう
「詳細」タブをクリックし,「スプールの設定(S)」をクリックする
「1ページ目のデータをスプールしたら、印刷データをプリンタに送る(A)」にチェックをする。「スプールデータ形式(F)」は「EMF」に変更しよう。これでOKをクリックしてプリンタのプロパティを終了させれば設定完了だ
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