Windowsを利用する場合には,マウスは必須のポインティングデバイスだ。しかし,文字入力をしている際にちょっとした操作のために,キーボードから手を放すのを面倒と感じることがないだろうか。「Ctrl」キーなどと組み合わせて使うショートカットキーを使っても,マウスポインタまでを動かすことはできない。
そこで,キーボードの操作でマウスポインタを動かすためには,コントロールパネルから「ユーザー補助」の「マウス」タブを開いて,「マウスキー機能を使う(M)」のチェックをオンにしよう。これでテンキーを使ってマウスポインタを操作できるようになる。もちろん,通常のマウス操作もできるため心配はない。ただし,数字の入力はテンキーは使えなくなるので注意が必要だ。
なお,「NumLock」ボタンを押してキー上のランプを消した状態にすると,数字の入力が不可能になってしまうが,マウスキー機能を使わずともテンキーで上下左右へマウスカーソル移動のみが可能となる。

コントロールパネルから「ユーザー補助」を起動し,「マウス」タブを開いて「マウスキー機能を使う(M)」にチェックを入れてOKをクリックする。これでテンキーによるマウス操作が可能になる
表■キー操作の対応
|
キー
|
内 容
|
|
0
|
ボタンを押す |
|
.
|
ボタンを離す |
|
1
|
左下移動 |
|
2
|
下移動 |
|
3
|
右下移動 |
|
4
|
左移動 |
|
5
|
クリック |
|
6
|
右移動 |
| 7 | 左上移動 |
| 8 | 上移動 |
| 9 | 右上移動 |
| + | ダブルクリック |
| / | 左ボタン |
| * | 両方のボタン |
| - | 右ボタン |
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