標準設定のOutlook Expressでは,「受信フォルダ」上などでメールメッセージを削除すると「削除済みアイテム」フォルダに振り分けられる。このフォルダに分けられた後は,あえて削除をしなければ削除をしたメッセージは蓄積され続ける。デスクトップ上の「ごみ箱」と同じ機能だ。
この設定の場合,間違って削除したメッセージを復旧させる場合にはよいが,空き容量は確保されない。容量を確保するためには,削除したはずのメッセージをもういちど削除する必要がある。
ただし,次の設定を行えばOutlook Expressの終了時に毎回「削除済みアイテム」フォルダを空にさせる自動処理が働く。ドライブの空き容量が気になる人は,設定しておくとよいだろう。
「ツール(T)」→「オプション(O)」で「メンテナンス」タブをクリックして,「終了時に[削除済みアイテム]を空にする(E)」にチェックを付けてOKをクリックしよう。これで,Outlook Expressを終了させるたびに「削除済みアイテム」内を空にさせることが可能だ
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