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» 2001年04月06日 00時00分 UPDATE

IMEで漢字変換をすると毎回「ページ違反」が発生してしまう

[森川拓男,ITmedia]

 日本語IMEを利用して単語変換をしている場合,候補から選択した際に毎回「ページ違反」(一般保護エラー)が発生してしまう場合がある。また「何度同じ単語の変換をしても学習されない」,「候補にあるはずの漢字が表示されない」などという症状も次のような原因が考えられる。

 これらの症状の多くは,ユーザー辞書ファイルが破損したために起こる可能性がある。まず最初に,スキャンディスクで辞書ファイルが含まれるドライブ(通常であれば,Cドライブ)を調査してみよう。この上で,破損が検出されれば修復を行えば解決できるかもしれない。これでも同じ症状が起こる場合には,利用しているIMEのツールからユーザー辞書のファイル名を確認しよう。さらに,調べたファイルの拡張子「dic」(xxxxxx.dic)を「xxxxx.dic.org」などと適当な名前に変更する。この変更を行った上で,再度,漢字変換をしてみよう。これでエラーが起こらなければ辞書の破損が原因だったと確定できる。

 また,IMEによっては専用の辞書修復ツールが搭載されしている場合もあるため,これらの方法で修復を試みるのもよいだろう。

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