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» 2001年04月26日 00時00分 UPDATE

起動待ちを無くすために複数のソフトをバッチ処理起動させておこう

[森川拓男,ITmedia]

 Windowsを利用していると,1つの作業を行いながらほかのアプリケーションも併用することがあるはずだ。例えば,ホームページを見ながらメールを書いたり,グラフィックソフトで画像処理をするなどである。

 一般的には,それぞれのソフトを意思に応じて個別に起動させるが,常に起動させておいて起動時間を割きたいという場合には,次の手順で同時起動させておくのがよい。複数のソフトを起動させるバッチファイルを用意しておけば,これが可能になる。このバッチファイルは,デスクトップやスタートメニューなど使いやすい場所においておけば,使い勝手が向上するはずだ。

画面
最初に「メモ帳」などのエディタを起動させよう。その上で,デスクトップもしくはスタートメニューの登録したいアプリケーションのアイコン上で右クリックし,「プロパティ(R)」を選択する

画面
「リンク先(T)」が選択された状態でショートカットのプロパティが表示されるので,その場で右クリックをして「コピー(C)」を選択する。コピーをしたらプロパティは閉じてよい

画面
最初に起動したエディタ(ここでは「メモ帳」)にコピーしたショートカットを貼り付ける。これを登録したいアプリケーションの数だけ繰り返す。すべてのアプリケーションのショートカット貼り付けが完了したら,「ファイル(F)」から「名前を付けて保存(A)」を選択しよう

画面
「名前を付けて保存」ダイアログの「ファイル名(N)」に適当な名前を付け,拡張子「.bat」を付けて保存する。ここではデスクトップ上に「画像ソフト起動.bat」として作成した。「保存(S)」ボタンをクリックしよう

画面
このように保存した場所にアイコンが作成されていればOKだ。このアイコン上で右クリックをして「プロパティ(R)」を選択しよう

画面
「プログラム」タブを選択し,「プログラム終了時にウィンドウを閉じる(X)」にチェックをつけてOKをクリックする。ここをチェックし忘れると,バッチファイルの実行時にMS-DOSプロンプトのウィンドウが起動したままで残ってしまう

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