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» 2001年06月29日 00時00分 UPDATE

起動ごとにWindowsフォルダに0KBの一時ファイルが多数作成されてしまう

[森川拓男,ITmedia]

 Windowsを起動するたびに,Windowsフォルダ内に「ffc0fa69_{B0CD87E0-1CBE-11D3-B429-00004CCDCC3D}.tmp」などといった名前をもった0KBのファイルが作成されることがある。これは,Office 2000/XPなどに含まれる「Machine Debug Manager」(MDM.EXE)というプログラムが作成するものだ。ファイルサイズは0KBなのでシステムの使用に支障を与えることはないが,起動のたびに作成されるために,続けて使用することで多数のtmpファイルが残ってしまう。

 マシンを快適に使うためにも次の手順でMDMを停止しよう。MDMはWebページに記述されたスクリプトのデバッグ機能を提供しているもので,Webスクリプトのデバックを行わない場合は停止しても何ら問題はないのだ。

 また,これからOffice 2000/XPをインストールする場合は,機能の追加と削除の画面で「Officeツール」−「HTMLソース編集」−「Webスクリプト編集」をインストールしないようにするか,「今すぐインストール」あるいは「今すぐアップグレード」を選択すれば,MDMはインストールされない。

画面
スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から「msconfig」を起動する

画面
「スタートアップ」タブを選択し,「Machine Debug Manager」のチェックを解除して,「OK」をクリックして設定を保存する。マシンを再起動すれば,設定は反映される

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