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» 2001年10月31日 00時00分 UPDATE

Windows2000でMTUサイズを調整したい

[今藤弘一,ITmedia]

 ADSLを利用してインターネット接続しているなら,速度向上のためにもMTU(Maximum Transfer Unit)の調整を行ったほうがよい。フリーソフトウェアなどで簡単に調整できるツールもあるが,ここではレジストリを操作して調整する方法を紹介しよう。

画面
スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力し,レジストリエディタを起動する。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\WindowsNT
\CurrentVersion\NetworkCard」
を参照し,利用しているネットワークカードのアダプタIDをメモしておこう。ネットワークカードを複数利用していたり,差し替えた場合には,複数表示されているはずだ。いま利用しているネットワークカードのアダプタIDかどうか確認しよう

画面
「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet
\Services\Tcpip\Parameters\Interface」にある,利用しているネットワークカードのアダプタIDのレジストリを開く。「編集」−「新規」−「DWORD値」で新しい値を作成したら,そこに「MTU」と入力する

画面
「MTU」をダブルクリックするとDWORD値の編集画面が起動するので,「10進」を選択して設定したいMTUの値を入力する。CATVインターネットや会社などのLAN環境で利用する場合は1500,フレッツADSLでは1454,そのほかのPPPoE接続では1492,モデムやISDNでのダイヤルアップ接続では576程度が目安となる。入力したあと再起動すれば,設定が適用されているはずだ

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