USB2.0は最大480Mbpsという高速な規格なので,スキャナや外付けハードディスク,CD-R/RWで,対応機器をすでに利用しているユーザーもいるだろう。これまでは各メーカーが発売しているデバイスに付属していたUSB2.0用のデバイスドライバだが,WindowsXPからは,本格的にOS側でドライバが用意され,利用できるようになった。ただし,すでに発売されたWindowsXP OEM版をはじめ,11月16日に発売されるパッケージ版にも,USB2.0用のドライバはインストールされていないのだ。このため,Windows Updateを利用して,ドライバをダウンロードする必要がある。USB2.0機器を利用しているユーザーは注意してほしい。
WindowsXPをインストールしただけでは,USB2.0機器はちゃんと認識されない
スタートメニューから「すべてのプログラム」−「Windows Update」を選択すると,Internet Explorerが起動し,この画面が表示される。「更新をスキャンする」をクリックする
「ドライバの更新」を選び,「Microsoft USBコントローラ」が表示されたら,「追加」ボタンを押して「更新の確認とインストール」をクリックする
「今すぐインストールする」を選択すると,インストールが開始される
システムのプロパティにある「デバイスマネージャ」で,正しくインストールされたか確認しておこう。写真はアダプテックの「USB2CONNECT」をインストールした場合だ
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