長期不在の場合など,自動的に不在通知を送信できれば便利だろう。Outlook Expressを使えば簡単にできる。ただし,パソコンを起動したままで,Outlook Expressを常に受信状態にしておく必要がある。
まず,自動返信に使うメッセージを,あらかじめEML形式(*.eml)などでファイルに保存しておく。それを,Outlook Expressのメッセージルール機能によって,メールを受信するときに,差出人へメールを送信するという仕組みを取るのだ。つまりOutlook Expressのメッセージルールによって自動返信メールを送るので,自動返信メールは,メールの「送受信」時に行われることになる。 注意点としては,オプションの「送信」タブ内の「メッセージを直ちに送信する」にチェックが入っていないと,すぐに返信が送信されない。「送受信」をクリックしたとき,時間を設定して送受信している場合は,次の送受信時にならないと送信されないわけだ。ここは注意しよう。
自動返信メールは,メッセージ作成で宛先・CC・BCCは空けておいて,件名に適当なもの(「メールを受信しました」など),本文には自動返信メールであることなどを記載しておけばよい。この後,「名前を付けて保存」で適当な場所に保存し,先のメッセージルールでこのファイルを指定すればよいのだ。
メッセージルールで,条件を「すべてのメッセージに適用する」,アクションを「指定したメッセージで返信する」にチェックし,自動返信用のメールを指定する。
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