アダルトサイトへのアクセスを制限する

　子供とパソコンを共有して使っている場合，アダルトサイトにアクセスしてほしくないと思うのは，親としては当然かもしれない。Internet Explorer5.5以上ならば「コンテンツアドバイザ」という機能により，アダルトサイトへのアクセスが制限できる。

Internet Explorer6の場合について紹介しよう。「ツール」−「インターネットオプション」を選択し，インターネットオプションが起動したら，「コンテンツ」タブをクリックする。そのあと，「コンテンツアドバイザ」にある「有効にする」ボタンをクリックする。

「コンテンツアドバイザ」が表示されるので，「規制」タブが表示された状態でOKボタンを押せば，アクセス制限が可能となる。アクセスには「レベル」が設定できるが，デフォルトでは「0」となっており，「カテゴリ」に表示されている項目に該当するすべてのサイトが制限されている

OKボタンを押すと，「スーパバイザパスワード」の入力を求められる。ここで設定しておくと，パスワードを入力することで，アクセス制限をかけたWebサイトを参照できるようになる

「承認したサイト」欄では，アクセス制限するURL，アクセスを可能にするURLを個別に登録できる。ここで，見せてもよいWebサイトを登録するようにしよう。ちなみに「www.zdnet.co.jp」を登録しておけば，「www.zdnet.co.jp/help/」といったサブディレクトリ以下は表示可能になる

「全般」タブにある「ユーザーオプション」の項目にチェックを入れておこう。「規制されていないサイトを表示する」にチェックを入れないと，すべてのWebサイトが表示できなくなる