Windows2000/XPで作成したファイルへデュアルブートのWindows9x/Meなどからアクセスすると、小文字のはずが大文字になっていたりと、ファイル名がおかしくなることがある。これはWindows9x/Meが、Windows9x/Me以外のOSで作成された8.3形式のファイル名(8文字のファイル名+3文字の拡張子)を扱うときに、強制的にファイル名属性を変更してしまうためだ。ファイル名が勝手に変換されないようにしたい場合は、Windows9x/Meとはネットワーク経由でファイルを受け渡すか、8.3形式ではないロングファイル名を使用するなどで回避しよう。
WindowsXP上で「abc.htm」と「abc.html」というファイルを作成した
デュアルブートで利用しているWindowsMeから見ると、「ABC.HTM」と「abc.html」となり、8.3形式のファイル名が大文字になってしまっている。Windows9x/Me側で、ファイル名属性を変更してしまったせいなのだ。8.3形式ではない「abc.html」のほうはそのままで表示される
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