アダルトサイトなどのトラップによくあるのだが、訪れた瞬間にInternet Explorerのスタートページを再設定してしまい、インターネットオプションから設定し直しても、自動的に元に戻ってしまう現象が起きることがある。これを修正するためには、以下の点を確認しておこう。
1、レジストリが書き換えられてしまっているので、レジストリエディタで設定を書き直す
2、スタートアップをチェックする
Windows95/98/Me/XPの場合、スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」に「msconfig」と入力して「システム構成ユーティリティ」を起動する。「スタートアップ」タブに「C\Windows\regedit.exe /s c:\Windows\System\*****.txt」のような、レジストリを直接書き換えるコマンドがないかチェックする
Windows2000の場合は、「コントロールパネル」−「管理ツール」にある「サービス」を起動して、おかしなサービスが起動していないかチェックしよう
なお、今後同じような現象が起こらないようにするには、怪しいサイトへ行かないのはもちろんだが、インターネットオプションでActiveXやJavaスクリプトなどをOffにしておいたほうがよいだろう。
Internet Explorerの「ツール」−「インターネットオプション」でインターネットオプションを開き、「セキュリティ」タブにある「レベルのカスタマイズ」をクリックする
「ActiveXコントロールとプラグイン」にある「ActiveXコントロールとプラグインの実行」を「無効にする」、「Microsoft VM」にある「Javaの許可」で「Javaを無効にする」、「スクリプト」の項目にある「Javaアプレットのスクリプト」などすべてを「無効にする」に設定しよう
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