共有接続しているWindowsXPマシンが参照できない

　WindowsXPマシンとWindows98/Meのマシンを共有接続して利用している場合、WindowsXP側からWindows98/Meの共有フォルダは利用できるのだが、WindowsXPに設定している共有フォルダにアクセスすると、パスワードの入力を求められてアクセスできないことがある。このときには、Windows98/Meのログオン時に利用しているユーザー名をWindowsXP側に登録して、アクセス許可を与えればよい。デフォルトでは「Everyone」になっているので、ログオン名さえ登録すれば利用できるはずだ。なお、初期設定ではネットワークウィザードにより共有設定を行うようになっているが、利用するユーザーの制限などができないため、「ツール」−「フォルダオプション」の「表示」タブから「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックをはずして、利用者ごとに共有許可が与えられるようにしておいたほうがよいだろう。

「ツール」−「フォルダオプション」の「表示」タブから「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックをはずして、利用者ごとに共有許可が与えられるようにしておいたほうがよい

「このフォルダを共有する」にチェックを入れたら、「アクセス許可」ボタンを押そう

デフォルトでは「Everyone」（だれでも共有できる状態）になっているので、WindowsXPにログオンできるユーザーごとに、共有許可を与えることができる。もちろん、Everyoneであっても、WindowsXP側にアカウントを持たないユーザーはログオンできない