WindowsXPでページングファイルを移動する

　「ページングファイル」は「仮想メモリ」とも呼ばれ、RAMのように使用されるハードディスク上の領域のことだ。デフォルトではWindowsのシステムファイルと同じパーティションに確保される。ただし、高速なハードディスクを増設した場合などでは、ページングファイルをそのドライブや新規に作成したパーティションに移動すると、Windowsのパフォーマンスを多少だが改善できる。

コントロールパネルにある「パフォーマンスとメンテナンス」から「システム」を選択する。「システムのプロパティ」が起動したら、「詳細設定」タブをクリックして「パフォーマンス」にある「設定」ボタンをクリックする

「パフォーマンスオプション」の「詳細設定」タブをクリックしたら、「仮想メモリ」にある「変更」ボタンをクリックする

「仮想メモリ」画面が起動するので、高速なドライブにページングファイルを設定しよう。たとえばCドライブからDドライブへ移動させるためには、まず「ドライブ」で「C」を選択して「ページングファイルなし」をクリックして、「設定」ボタンを押す。そのあと「ドライブ」で「D」を選び、「カスタムサイズ」か「システム管理サイズ」を選んで「設定」ボタンを押せばよい。そのあとマシンを再起動すれば、設定は変更される