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» 2002年11月11日 14時32分 UPDATE

アップグレードしたXPをコマンドプロンプトから削除する

[今藤弘一,ITmedia]

 Windows98/MeからWindowsXPにアップグレードインストールした場合、昔のOS情報を圧縮して残すことができる。この機能を利用してインストールしたあと、何らかの不具合があってWindowsXPが起動しなくなった場合、セーフモードからコマンドプロンプトを起動可能ならば、WindowsXPを削除することができる。削除後はアップグレード前のOSで起動するようになる。手順は以下の通りだ。

1、マシンを再起動してWindowsが起動する前にF8キーを押し、メニュー画面が表示されたら「セーフモードとコマンド プロンプト」を選択する。このときは「Administrator」アカウントか、管理者権限を持つユーザーでログオンしよう

2、コマンドプロンプトで以下のように入力する

cd\windows\system32(Enterキー)
osuninst.exe(Enterキー)

画面

あとは画面の指示に従って、WindowsXPを削除すればよい。なお、Windowsディレクトリ(c:\WINDOWS)を別のディレクトリに設定した場合は、そのディレクトリ名を入力しよう。どこをWindowsディレクトリに設定したか分からなくなった場合は、

echo %Systemroot%

と入力して調べてみよう。

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