アメリカで発表されたインターネットサービス「MSN 8」にあわせて「MSN Messenger5.0」がリリースされた。MSN 8については、日本ではサービス開始のアナウンスがあったばかりだが、MSN Messenger5.0は日本語版も用意され、WindowsXPのユーザーもアップデート可能となっている。「Windows Mesenger」を利用しているユーザーの中には、アップデートの通知が来たのでインストールしたという方もいるだろう。
この2つは機能的にはほぼ同じであるものの、若干気になる点がある。Internet ExplorerにあるMessengerアイコンを押すとWindows Messengerが起動してしまうし、試したところでは、MSN MessengerとWindows Messenger間のファイル転送がうまくいかないことがある。メッセージのやり取りは問題ない。
なお、MSN Messenger5.0とWindows Messengerは同時起動できるが、同じ.NET Passportアカウントで利用することは不可能だ。使わないほうのMessengerで、「ツール」−「オプション」にある「設定」タブをクリックして、「Windowsの起動時にこのプログラムを実行する」のチェックを外す必要がある。もちろん、それぞれのMessengerで.NET Passportを変えれば同時起動できる。
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