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» 2002年12月13日 00時28分 UPDATE

Windows MessengerとMSN Messenger5.0

[今藤弘一,ITmedia]

 アメリカで発表されたインターネットサービス「MSN 8」にあわせて「MSN Messenger5.0」がリリースされた。MSN 8については、日本ではサービス開始のアナウンスがあったばかりだが、MSN Messenger5.0は日本語版も用意され、WindowsXPのユーザーもアップデート可能となっている。「Windows Mesenger」を利用しているユーザーの中には、アップデートの通知が来たのでインストールしたという方もいるだろう。

 この2つは機能的にはほぼ同じであるものの、若干気になる点がある。Internet ExplorerにあるMessengerアイコンを押すとWindows Messengerが起動してしまうし、試したところでは、MSN MessengerとWindows Messenger間のファイル転送がうまくいかないことがある。メッセージのやり取りは問題ない。

 なお、MSN Messenger5.0とWindows Messengerは同時起動できるが、同じ.NET Passportアカウントで利用することは不可能だ。使わないほうのMessengerで、「ツール」−「オプション」にある「設定」タブをクリックして、「Windowsの起動時にこのプログラムを実行する」のチェックを外す必要がある。もちろん、それぞれのMessengerで.NET Passportを変えれば同時起動できる。

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使わないほうのMessengerで、「ツール」−「オプション」にある「設定」タブをクリックして、「Windowsの起動時にこのプログラムを実行する」のチェックを外す必要がある

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左がMSN Messenger5.0、右がWindows Messenger4.7の画面。基本的にはほとんど変わらない

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タスクバーに「人と蝶」のアイコンで表示されているのがMSN Messenger5.0だ

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