よく使うフォルダは、そのフォルダへのショートカットキーを作っておけば簡単に開くことができるが、もっとも簡単に開くには、フォルダ自体を仮想ドライブ化すればいい。そうすれば、Internet Explorerのアドレスバーに仮想ドライブ名を入力するだけで、一発で開くことができるようになるのだ。
フォルダを仮想ドライブとして扱うには、MS-DOSコマンドの「subst」を使う。コマンドプロンプトを起動し、次のコマンドを入力する。
subst 仮想ドライブ名: フォルダ名
この際、フォルダ名にスペースが含まれる場合は必ず半角の「"」(ダブルクォーテーション)で囲むことを忘れないようにしよう。ミスを防ぐために、あらかじめエクスプローラでそのフォルダを表示させておき、アドレスバーのフォルダアイコンをコマンドプロンプトの該当箇所にドラッグ&ドロップすれば、必要な場合は自動的に「"」が付いた形で入力されるので便利だ。
なお、ここで設定した仮想ドライブを解除するには、
subst 仮想ドライブ名: /D
をコマンドプロンプトから実行すればいい。
コマンドプロンプトから、以下のコマンドを入力する。Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.