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» 2003年01月31日 16時31分 UPDATE

自分のスタイルシートを使ってみよう

[森川拓男,ITmedia]

 ADSLやBフレッツなどのようなブロードバンド環境が普及したおかげで、最近は映像や音楽系のコンテンツも増えたが、まだまだ文章中心のサイトも数多くある。ニュース系サイトなど、文字ベースのWebサイトを多く巡回している人は、情報量が多ければ多いほど、行間・字間の関係で読みにくい思いをする場合もあるはずだ。最近は、スタイルシートを利用して読みやすくしているサイトも増えたが、これはあくまでも発信者側のスタイル。Internet Explorerでは「ユーザースタイルシート」を利用することで、発信者側のスタイルではなく、受け手のスタイルでページを閲覧することが可能なのだ。そこで、自分が一番読みやすく感じる行間・文字間などの設定をしてしまうとよい。スタイルシートでは細かい設定が可能なのでここですべて説明することはできない。詳しい解説はほかに譲るとして、ここでは行間を少し広げる場合を例にとって説明しよう。

030131-stylesheet01.gif
メモ帳などテキストエディタを利用してスタイルシートを作成する。ここでは、行間を少し広げる形を紹介する。作成したら、名前を好きなものに、拡張子を「css」にして適当な場所(マイドキュメントなど)に保存しよう。

BODY,TABLE
{line-height:200%;]

※ここでBODYだけでなくTABLEも指定しているのは、文章をTABLEタグで囲ってレイアウトしているサイトも含めて行間を変更するためだ


030131-stylesheet02.gif
インターネットオプションの全般タブの「ユーザー補助」をクリックする

030131-stylesheet03.gif
「自分のスタイルシートでドキュメントの書式を設定する」にチェックを入れて、参照ボタンをクリックして先ほど保存したスタイルシートを指定してOKをクリックする

030131-stylesheet04.gif
この例では行間を200%にして差を見せたが、実際には150%くらいのほうが見やすいかもしれない。文字サイズなども調整して、自分で見やすい形にしてみよう

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