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» 2003年04月04日 00時00分 UPDATE

WindowsXPのパフォーマンスを向上させる その3

[今藤弘一,ITmedia]

 「Windows2000/XPのパフォーマンスを向上させる その1」Tipsではカーネルを物理メモリに常駐させる方法、「Windows2000/XPのパフォーマンスを向上させる その2」TipsではI/Oバッファサイズの調整方法を紹介した。今回はCPUの2次キャッシュ容量に合わせた調整を行って、パフォーマンスを向上させてみよう。

 Windows2000/XPはデフォルトで、CPUのL2キャッシュ容量を256Kバイトとして認識するようになっている。しかし最近販売されているNorthwoodコアのPentium4や、新しいBartonコアのAthlonでは512Kバイトとなっているため、これを512Kバイトに設定すると、多少だがパフォーマンスが向上する。以下の手順でレジストリを操作して設定してみよう。

030404-cache01.gif
スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入力してレジストリエディタを起動したら、以下のキーを参照する。 \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlset\Control
\Session Manager\Memory Management


030404-cache02.gif
「SecondLevelDataCache」キーをダブルクリックして「10進」を選択したら、「512」と入力する。あとはレジストリエディタを終了してマシンを再起動すればよい

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