Windowsでは、プリンタなどの周辺機器を簡単に追加できるようになっている。しかし、会社など不特定多数が利用するマシンでは、勝手にプリンタを追加されてしまうと困る場合がある。必要なプリンタはすでに接続されていて、それ以外のプリンタは追加したくない場合は、以下の手順でレジストリを編集すれば追加を禁止できる。
通常、「プリンタとFAX」のタスクの中には「プリンタのインストール」が表示されている(右クリックでの「プリンタの追加」も有効)
レジストリエディタで以下のキーを開く
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\
CurrentVersion\Policies\Explorer
キー上で右クリックし、「新規」→「DWORD値」を選択する
「新しい値 #1」を「NoAddPrinter」に変更する
作成した値をダブルクリックし、「値のデータ」に「1」を入力してOKをクリック、レジストリエディタを終了して、Windowsを再起動しよう(ログオフ→ログオンでも可)
設定後の「プリンタとFAX」のタスクの中から「プリンタのインストール」が消えている。再び表示させるためには「NoAddPrinter」の「値のデータ」を「0」にするか、値自体を削除すればよい
この設定を行っても、右クリックメニューには「プリンタの追加」が残っている
しかし、ここから追加しようとしても「制限されています」というダイアログが表示されて、追加できなくなっている
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