マシンはいつクラッシュするか分からない。そのときのためにデータのバックアップを取っておく必要があるのだが、そのためにわざわざバックアップ用のソフトを購入するのも面倒だ。
実は、WindowsXPに標準装備されている「ファイルと設定の転送ウィザード」を使えば、簡単にユーザープロファイルとデータファイルなどをまとめてバックアップすることができる。基本的には、別のマシンなどに現在のマシンの設定などを一括してコピーするのに利用される機能であるが、転送元と転送先が同じコンピュータでもかまわない。特に、この機能はWindowsXPのすべてのエディションに標準搭載されているのが嬉しい。
設定を保存するユーザーでログオンしてから、以下の手順を行えばバックアップできる。
ここで表示されたアプリケーションは、リストアする前に別途インストールする必要がある物なので、メモしておくこと。アプリケーションなども削除した上での再インストール時や、別のマシンへのリストアの場合、必要になるからだ。メモしたら「次へ」をクリックCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.