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» 2003年08月22日 00時00分 UPDATE

情報システム用語事典:BOM(びーおーえむ)

bill of materials / ビーオーエム / ボム / 部品表 / 部品構成表 / 部品展開表

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 組み立て型製造業において、製品がどの部品・下位構成品・中間製品および原資材などから構成・製造されるのかという関係を示したリスト、ないしデータベースのこと。

 生産管理システムやMRPなどの「構成管理機能」では中核データベースとなり、各品目の名称・型式・型番・数量のほか、製造に必要な工数や工順・標準リードタイム、部品と組立部品との関係などの情報が定義されている。

 BOMは登録の仕方(データ構造)によって、サマリ型と構造型に分けられる。例えば最終製品Aを生産するのに、中間製品B 1個と部品C 3個が必要で、さらにその中間製品Bの生産にも部品Cが2個必要だとする。この場合、製品Aを生産するのに必要なのは「部品Cが5個」と登録するのがサマリ型、製品Aは「中間製品B 1個と部品C 3個」と登録し、別に中間製品Bは「部品C 2個」と登録するのが構造型である。

 用途によって、M-BOM(製造部品表)、E-BOM(設計部品表)、S-BOM(販売部品表)などがある。これらは、それぞれ用途もデータも異なるが、その一方で共通化できる部分も多い。そこで各BOMを統合することで、それぞれの各工程の情報を相互に参照し、製品開発とプロダクトライフサイクル管理を全般に見直そうというソリューションが登場してきている。

参考文献

▼『製造業のBOM(部品表)入門―― 一流の製造業への王道』 デイブ・ガーウッド=著/ネクステック=訳/山田太郎=監修・監訳/日経BP社/2003年10月(『Bills of Material: Structured for Excellence』の邦訳)

▼『BOM/部品表入門』 佐藤知一、山崎誠=著/日本能率協会マネジメントセンター/2005年1月

▼『図解 よくわかるBOM――モノづくりの原点は部品表にある』 原滋夫、新堀克美=編著=著/松林光男=監修/工業調査会/2005年8月


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