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» 2005年06月16日 00時00分 UPDATE

情報システム用語事典:CFO(しーえふおー)

chief financial officer / チーフ・ファイナンシャル・オフィサー / 最高財務責任者 / 財務担当役員

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 企業のファイナンス戦略の立案・執行に責任を有するトップマネジメント担当者のこと。米国の企業(株式公開企業)では取締役会の監督の下、経営を行う者をチーフ・オフィサー(CxO)と呼ぶ。CFOはその1つで、CEO(最高経営責任者)に次いで重要なポストとされる。

 日本では、経理・財務部長ないしは管理部門の責任者に該当するとされることが多いが、米国では部門の長ではなく経営陣の一員として経営上の意思決定、特に何に経営資源を集中すべきか、事業ポートフォリオをどのようにするかという点に関して積極的に参画する存在として位置付けられる。

 活躍する領域も単に経理や会計の分野にとどまらず、MBAなどでいうファイナンス理論における“コーポレート・ファイナンス”の領域全般が対象として理解されるようになっており、財務戦略に基づいて、資金調達と合併・買収を含む個別事業への投資の意思決定に関与する。必要となるスキル・役割はファイナンス、会計、税制、リスクマネジメント、広義のIRのほか、企業経営全般にまたがる。

 また、上場企業におけるCFOは対外的に公表される財務諸表の作成を担当し、外部の投資家に対して重い責任を負っている。この面では企業の透明性を確保するという役割も担っている。米国では2002年に成立した企業改革法により、CEOとCFOが連名でアニュアルレポート(事業報告書)に署名することが義務付けられている。

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