“しょこたん語”も漏れなく検索、ナベプロがアクセラ採用ブログ更新頻度増で検索ニーズ

» 2008年01月10日 00時00分 公開
[西村賢,@IT]

 アクセラテクノロジは1月10日、大手芸能プロダクションのワタナベエンターテインメントの公式サイトで同社のサイト内検索ASPサービス「Accela BizSearch ASP」が採用されたと発表した。

 ワタナベエンターテインメントでは、中川翔子(しょこたん)やお笑いタレントのにしおかすみこ、青木さやかなど人気タレントを抱えている。Webサイトでは、これら所属タレントのプロフィールや出演情報を公開するほかに、タレントの多くがブログを公開。現在日々100件近くのコンテンツが更新されているという。

 ワタナベエンターテインメントは、コンテンツ増加の加速にともないWebサイトを訪れるファンの円滑な誘導を図るため、口語的表現など新語に強いアクセラテクノロジの検索エンジンを採用したという。Accela BizSearch ASPではインデックスアルゴリズムにN-gram(エヌグラム)方式を採用し、新番組の名称や「ギザカワユス」などの新語・造語の検索に強い。

 また、Accela BizSearch ASPは検索に使われたキーワードの解析機能を持ち、ファンが入力したキーワードやタレント名を分析することができるという点も採用にいたった理由だという。

 アクセラテクノロジは2001年に富士通のスパコングループのメンバーが母体となり設立。高性能検索ソフトウェア「Accela BizSearch」を提供、国内企業で1130サーバ(2007年9月現在)の導入実績があるという。

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