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» 2008年02月25日 00時00分 UPDATE

電力消費を25%削減:UNIXサーバをそのままブレード化、日本HPが新製品投入

[垣内郁栄,@IT]

 日本ヒューレット・パッカードは2月25日、ブレードサーバ対応のUNIXサーバ「HP Integrity BL870cサーバブレード」を発表した。HPはブレード製品の「HP BladeSystem」が好調。この波をUNIXサーバにもつなげることを狙う。

 HPのエンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括 執行役員 松本芳武氏によると2008年度第1四半期のHPのワールドワイドのエンタープライズ ストレージ・サーバ事業のうち、x86サーバのHP BladeSystemの売り上げは前年同期比79%アップ。また、UNIXサーバの「HP Integrityサーバ」は37%と高い成長を続けている。松本氏は「発表するBL870cサーバブレードは、(ブレードサーバとUNIXサーバの)2つの成長のクロスポイント。期待できる」と話した。

 BL870cサーバブレードはデュアルコアのItaniumプロセッサ9100番台(Montvale)を最大4プロセッサ、8コア載せることができる。メモリは最大96GB。ハードディスクは最大4個。HP-UX 11i v2/v3のほかにWindows、Red Hat Enterprise Linux、OpenVMSに対応する。HPによると、同性能のラックマウント型UNIXサーバ「HP Integrity rx6600」と比べた場合、BL870cサーバブレードはスペース効率で2.6倍高く、電力消費は最大25%削減できるという。

integrity01.jpg HP Integrity BL870cサーバブレード(アクリルモデル)
integrity02.jpg c7000エンクロージャ

 ブレードのエンクロージャ(シャーシ)は、BladeSystemのc7000、c3000に搭載可能。c7000には4枚、c3000には2枚載せられる。x86のサーバブレードと混載することもできる。c7000、c3000の高性能な冷却機能や統合管理ツールを利用可能だ。

 また、BL870cサーバブレードはメモリ障害によるシステムダウンを阻止するHP独自の「ダブルチップスペアリング機能」や、1CPUごと、5%ずつのリソース割り当てが可能な仮想化技術「HP Integrity Virtual Machines」を備える。HPは「Integrityをそのままブレード化した。既存のIntegrityサーバに劣るところはない」としている。

 価格は最小構成で260万7150円。データベースや業務アプリケーションのプラットフォームなどミッションクリティカル分野の統合を目指す顧客をターゲットにする。Solaris/SPARCサーバからの移行を促すキャンペーンも展開する。

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