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» 2010年04月26日 00時00分 公開

情報システム用語事典:統制語彙(とうせいごい)

controlled vocabulary

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 索引や目録を作る際、概念(主題)と用語(索引語)の関係から同形異義や異形同義を排除ために、使用する索引語として特に選定(限定)した語の集まりのこと。

 自然言語(日常語)では、同じ概念を示す表現でも変化形や類似語がいくつもあったり、同じ用語が別の概念を表していたりということがしばしばある。例えば、ある資料では「パソコン」、別の資料では「PC」、さらに別の資料では「パーソナルコンピュータ」という表現が使われていたとき、これが同じ主題を示すのであれば単一の分類ラベルを付与することが望ましい。

 特に分類体系を複数の人間で共同して作る場合、あるいは索引や目録として第3者に公開する場合には、その分類ラベルを明らかにすることが求められる。このような用途で作成される用語集(索引語リスト)を統制語彙という。図書館などにおける件名標目表、情報検索におけるシソーラスが代表例である。

参考文献

▼『レファレンスサービスのための主題・主題分析・統制語彙』 愛知淑徳大学図書館=編/鹿島みづき=著/勉誠出版/2009年3月

▼『基本件名標目表――BSH〈第4版〉』 日本図書館協会件名標目委員会=編/日本図書館協会/1999年7月


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