ソフトバンク版Pocket WiFi――「C01HW」3月下旬以降に発売
ソフトバンクモバイルが3月下旬以降に、Huawei製のモバイルWi-Fiルータ「Pocket WiFi C01HW」を販売する。機能はイー・モバイルのPocket WiFiと同等で、イー・モバイルとソフトバンクのネットワークの両方で利用できるのが特長だ。
ソフトバンクモバイルは3月18日、モバイルWi-Fiルータ「Pocket WiFi C01HW」を3月下旬以降に販売すると発表した。
Pocket WiFi C01HWは、Huaweiがイー・モバイル向けに提供している「Pocket WiFi」のソフトバンクモバイル版。基本機能は同じで、IEEE802.11b/g準拠の無線LAN対応機器を、下り最大7.2Mbps、上り最大5.8MbpsのHSUPAネットワークに接続できるほか、microSDHCカードリーダーも備える。Wi-Fi対応機器は同時に5台まで接続でき、USB経由でPCとつなぐこともできる。
料金プランは、ソフトバンクがイー・モバイルのMVNOとして月額700円〜4679円の2段階定額制で提供する「データ定額プラン」と、基本料金300円+1パケットあたり0.084円でソフトバンクのネットワークが利用できる「データ従量プラン」を使い分けられる「データ定額ボーナスパック」に対応。SIMカードを入れ替えることで、用途に合わせてデータ通信サービスが利用できる。なおどちらかの料金プランのみ契約することも可能だ。データ定額プランを単体で契約すると、料金は月額2000円〜5980円(0.042円/パケット)、データ従量プランを単体で契約すると4480円+1パケットあたり0.084円で利用できる。
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