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ドコモのspモード迷惑メール対策機能に不具合
9月10日から11月9日まで、ドコモのspモードの迷惑メール対策機能で不具合が発生していたことが判明。設定したアドレスに特定の文字が含まれている場合、正しく迷惑メール対策設定ができていなかったという。
NTTドコモは11月15日、spモードの迷惑メール対策設定で不具合が発生していたことを発表した。
spモード迷惑メール対策機能の「宛先指定受信」「受信設定」「アドレス拒否設定」「ドメイン拒否設定」で、「+,%,&」を含むメールアドレスやドメインを設定した場合、「エラーとなって設定できない」「ユーザーが意図したものとは異なる内容で設定される」といった不具合が発生していた。発生期間は9月10日午前5時から11月9日午前9時25分まで。原因は、サーバの機能更改に伴うシステム不具合のため。
ユーザーが意図しないアドレスやドメインが設定された場合については、サーバ側での作業により自動的に正しいアドレスとドメインに修正される。11月16日午前1時以降に順次対応する。あわせて、ドコモは誤ったアドレスやドメインが設定されている場合、ユーザー自身で変更するよう呼びかけている。設定内容の確認はspモードメールアプリ→「メール設定」→「その他」→「メール全般の設定」→「メール設定確認」から。各種設定変更は「メール設定」→「詳細設定/解除」から行える。
サーバ側での作業に伴い、11月16日午前1時から4時まで、spモードユーザー(不具合に該当しない人も含む)は、迷惑メール対策機能やメールアドレスに関連する一部の設定内容が変更できなくなる。
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