検索
ニュース

SIMフリーはOK?――「ポケモンGO」を遊べるスマホ、遊べないスマホ(2/2 ページ)

「ポケモンGO」は全てのスマートフォンで遊べるわけではない。iPhoneは5以降、Androidは4.4以降+メモリ2GB以上が対応しているが、例外もある。公式、非公式を含めた対応機種をまとめた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

ZenFoneシリーズは壊滅的

 前ページの「対応していない」機種には、メモリが2GB未満、そもそもアプリをインストールできないものが含まれる。特に厳しいのがZenFoneシリーズ。メモリが2GB以上ながら、ZenFone Go、Max、5はポケモンGOをインストールできない。

ポケモンGO
ZenFoneシリーズはアプリをインストールできない場合も。画面は「ZenFone 5」のもの

 IntelのAtomプロセッサを搭載している端末は公式に対象機種から外されており、スマートフォンでは「ZenFone 2」と「ZenFone Zoom」が該当する。ただ、ZenFone 2/ZoomでGoogle PlayからポケモンGOをインストールして起動することはできた。起動すると、他のスマホと同じように現在地のマップが表示されるが、フィールドにノイズのようなものがチラチラと走っており、ずっと見ていると目が疲れる。ARモードやポケストップでのアイテム入手などは問題なく行えたので、ゲームをプレイできないわけではないが、マップの表示を見ると「対応している」とは言い難い。

ポケモンGOポケモンGO ZenFone 2でポケモンGOをプレイ。ARモードにも対応しているが(写真=左)、フィールドの描写がおかしい(写真=右)

タブレットでポケモンGOは遊べる?

 iOSとAndroidいずれも、タブレットでの利用は保証されていない。また、GPSを搭載しない端末やWi-Fiのみ対応している端末の動作も保証されない。そのため、iPadやAndroidタブレット、iPod touchは動作保証外となる。

 試しに手元にある「iPad Air」と「ZenPad 8.0」のWi-FiモデルにポケモンGOをインストールして起動してみた。

 iPad Air Wi-FiモデルはGPSに対応していないため、起動しても「GPSの信号をさがしています」の表示が消えず、ポケストップやポケモンをタップしても反応しなかった。現在地は問題なく表示されたのだが、これでは遊びようがない。GPSの搭載は必須であることがあらためて分かった。

ポケモンGO
GPSを搭載していないiPad Wi-Fiモデルでは、この表示のまま何も操作できない

 ZenPad 8.0はGPSを搭載しているので、ポケストップでのアイテム入手やポケモンの捕獲はできたが、ZenFone 2と同様にAtomプロセッサを搭載しているためマップにノイズが入ってしまった。またジャイロセンサーを搭載していないためARモードも利用できなかった。

ポケモンGOポケモンGO マップにノイズが走っているが、「ZenPad 8.0」でも利用はできた

 ジャイロセンサーよりもGPSに対応していない方が致命的だが、少なくともGPSが搭載されていれば、タブレットでも多くの機種で遊べそうだ。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る